閉鎖病院

美樹から、離れないようにしなきゃ・・・




「真帆、大丈夫?ついて来れてる?」




「うん」



『♪~♪♪~♪~』 



「電話だ」



私はポケットに入れてあるケータイを取り出した。




「もしもし」



「俺、織田」




「お、織田君!?」




「おぉ、そっち何かあったか?」



「美樹、何かあった?」



私はケータイを少し離し、美樹に聞いた。