ふたりは違うと信じあい

あなたはここまで来たのね

あの海まで続く丘の道に

また約束を刻んで

どんなにこころを砕いても

あなたはまた同じこと 繰り返す

夕映えをみながら あの坂で

いつかみた景色を 思い出すんだわ

その憂鬱な仕草で
また涙を見せてよ

あなたが蔑んだワタシを
こころの底から憎んでよ

あなたが犯した罪を
その身体で拭ってよ

その憂鬱な笑顔で
またワタシを叱ってよ

あなたの捨てた真実を
子供のようにねだってよ

あなたが置き去りにした記憶

その目で確かめてよ