「なんで私?
 栄輔[エイスケ]がいるじゃん。」




栄輔は、小学校から仲。
家にもよく来るしいつも一緒に遊んでるし…




「今日あいつ用事あるんだって。
 だから暇そうなお前誘ってんじゃん。」




一日ぐらいおとなしくできないのかな、こいつは…




私が呆れてもう一回寝る体勢に入ろうとしたら
「はい、起きて。行くよ。」




そういって布団を剥がしてきた。