妖精と彼女【完】










「触れたくても…俺にはこうやって『手当』することしか出来ない……それは、とても辛いことなんだ。悠ちゃん…俺はね、」







そこまでは、トウの言葉をうつらうつらな中聞けていたけど……あたしはもう、限界だった。







「ト……もう……」







それから、トウが何かを言ったのかは、もう分からない…。
あたしは意識を手放してしまった。