「……だから、あたしも好きだってば」
そう言った瞬間、ガバッとトウが抱きついてきた。
今までこういった触れ合いが全くなかったし、驚きのあまり「ふぎゃっ!?」と奇声が出た。
とてもテンションが上がっているのか、ぎゅうぎゅうと抱きかれる。
途中から恥ずかしさとウザさを感じてきて、勢いよく引き剥がす。
それでもトウは嬉しそうにヘラヘラと笑った。
「ありがとう。嬉しい。
でも………俺はこれからいなくなってしまうけど…もしも、この先の未来までずっとずっと…俺のことを想ってくれることがあるなら、その時は悠ちゃんを迎えに行くから。」
「未来って……?」
「…………悠ちゃんが、亡くなった後だよ。その時までは、もう会えない。」
「……そう。あたしが死んだ後……か。想像がつかないな…」



