International Love




今日はアメリカ3日目!

月曜日
アダムは仕事に行くつもりで
準備をしていた


アダムの携帯が鳴った
アダムはただいまシャワー中


発信者を見ると
Father
アダムのお父さんだ


ちょっと躊躇ったけど
電話をとった

『もしもし
優花です』

「あぁ君か
突然だけどパーティーが終わるまで
アダムは仕事はしなくていいと伝えてくれ」

本当に⁉︎
でもどうしてだろう?

『どうして急に仕事しなくていいんですか?』

アダムのお父さんはあははっと笑うとこう言った

「2人とも飛び級で大学はもう卒業してるだろ
昨日親同士で話会ったのだが
高校は通わせないことにしたんだ
それでパーティーが終わったら2人には仕事を始めさせることにした」


高校に通わなくていいの!
仕事楽しみだなー

高校通ってみたいけどまぁいっか

『...はい分かりました伝えておきます』

「んじゃ
よろしく頼んだぞ」


電話を切るとアダムがちょうどシャワールームから出てきた

「誰と電話してたの?」

アダムはタオルを腰に巻いて髪は濡れたままだった

色っぽい...


見惚れているとアダムが怒鳴った


「おい!
俺に見惚れてないで質問に答えろ!」

『あっはい
アダムのお父さんと電話してました』

なぜか日本語が出てきた

「何か言ってたか?」

そういえば

『パーティーが終わるまで仕事しなくていいって
あとパーティー終わったら2人とも高校には通わないで仕事するって』

今ごろだけど
アダムも飛び級したんだ


「そう
優花も飛び級したんだ」