International Love



その後デリバリーを頼んで
テレビを観てのんびりした


アダムはパンツだけ
私はスケスケのスリップ

配達員が届けに来たときも
私たちの格好を見ても何食わぬ顔だ


『あのさ
さっきみたいに家に配達員が
来てもこんな格好で大丈夫なの?』

「別に自分の家だろ
他のやつらは裸もいるぜ」

えー!マジか
まぁ確かに自分の家だけど
他人に自分の裸見られても気にしない
ってどうよ


私が信じられない
という顔をしているとアダムが言った

「でもこんなマンション
にはいないかな」

あははっとアダムが笑った

それにつられて私も笑った


太陽のオレンジの光が
2人の笑顔を美しく照らしていた



その日はまたデリバリーを頼んで
夜は熱くて甘い時間を楽しんだ