―5ヵ月後―


何もかもが筒抜けの空っぽ。


だから、面白さが欲しかった。



―放課後―



「澪、ウゼぇわぁ」


ゴォォォンッッッ


机を飛ばす。


机は、50cmずれて、椅子が『カッッッターーン』と音を立てて、倒れた。




そんな悪口と密かな憎しみは何の意味もなかった。



面白くも無いし。



第一。

“面白さ”なんて、こんな事で味わえるわけが無い。















『馬鹿』とは。



アタシの事かな。。。