結局、オバケ屋敷に足を踏み入れることになった。






オバケ屋敷っていうけど、








よく見ればオシャレな装飾が施されていて、趣味がいい洋館だった。










まぁ。ボロいんだけどね……。










玄関………というより、扉?を開けると、









ギィィィッと軋む音がした。










まじでオバケ屋敷やん。












でも、中は見違えるような煌びやかな部屋。












4人には広すぎる程の豪邸。













御曹司とか?













ふと気づく。










あぁ、あたしなんにも知らないでココに来てしまったんだ。










その直後、『ガチャリッ』と鍵のかかる音がした。












もう逃げられない。











ただひとつ明確なのは、













今、あたしはヤバイ状況にあるっていうこと。