「まま……。大好きだよ…。また生まれ変わっても、ママのとこに…産まれて……くる…ね………。だ…から……美羽のこと……待っててね………。約束…だよ?」

「美羽!!いやぁ!!美羽ぅーー!!!」

美羽は目を開けることはなかった。
美羽はいいこだったのに…。
美羽は誰にでも優しい子だったのに…。


神様は…。
どうしてこんなに苦しめたの……?


そんなの…。
不公平だよ………。

私の娘の美羽は
私と旦那をおいて
5歳という若さであの世へ旅立った。