「お兄ちゃんわかった。あたし結婚する」



もう決めた。




あたしは社長令嬢なんだからこのために生まれてきたようなもの。




ある程度は覚悟してたもん。





「そっか.....ごめんな」



お兄ちゃんがあたしを抱きしめた。






「お兄ちゃんあたしなら大丈夫だよ。どんな人でも頑張るよ」



「あぁ....いつでも相談しろよ」




「うん!」





お兄ちゃんは部屋を出ていった。