俺様な彼氏様




俺はシャツを脱ぎ由奈に着せてお姫様抱っこをして由奈の家に向かった。





ピンポーン…





さっきも鳴らしたインターホン。





(はい、あ……あなたはさっきの。由奈お嬢様はいませんよ?)




「由奈が大変なんだ!とにかく家に入れてくれ!」




(え?あ!由奈お嬢様!!急いで開けます!!)




玄関から若い女性が降りてきた。






「由奈!由奈どうしたの!?」





今にも泣き出しそうな顔をしている。



「すみません、由奈をベットで寝かしたいんですけど」






若い女性がハッとしたように俺を見た。




この感じだと俺のことスルーしてたな。




「あ、いますぐ!!!」






俺は由奈の家の階段を上がり3階の由奈の部屋に入った。