「ふうん、なのにそんな緊張するのね…、まあどっちかって言ったら舞香イケメンは目の保養ぐらいしか思ってないものね。」




「え？うん、まあ確かに。」





イケメンは好きだけど、別にそこまで恋愛的に好きってわけじゃない。





なんだろう、別に恋人に求める条件にあたし的にはかっこいいはないんですよ。





だって、なんか、好きなタイプって結局好きになった人がタイプだから？




お生憎、あたし基本的に恋したことないけどね！！





「ねえ、紫乃〜、そんなことより高1で初恋まだって遅い！？」




「知らないわよそんなん。」



「つ、冷たい…！！」





確かに紫乃的にはどうでもいいんだろうけど！！




だって紫乃結構モテるし。





「まあ世間体気にするなら別だけど、そんなん気にすることじゃないのよ、それぞれその人の自由でしょ。」




「そうなの？」



「そうでしょ。他人に初恋がどうのこうの、なんて決められる筋合いはないから平気よ。」






うーん、紫乃に言われるとなんか説得力ある！！！





自信でた！！





「まあ舞香の場合は特別だけどね。気にすることないよ。」



「う、うん…。」




もう紫乃の意味不明発言は気にしないことにしました。






スルースキル〜、いえい〜！