好きなもんは好き。






「なーんか、あってるような…あってないような考えになってる気が…?」



「そう言うなら紫乃がもっとわかりやすく説明すればイインジャナイデスカ。」



「え、やだよ。めんどくさい。それに私が言ったら意味ないの。」






呆れたように言う紫乃にあたしの脳みそパニック寸前。




紫乃が言ったら意味がない…とは?





なんかもうなんで最近そんなに謎めいたことを言うのだろうか…。恭平といい、紫乃といい、謎だわ…。






はっ!?まさか宇宙人がやってきて恭平や紫乃を操ってるとか!?







「ばかじゃないの。」




「嘘です、はい。さすがのあたしもそこまで純粋じゃないです。すみません、はい。」







エスパー紫乃。あたしの心の中がわかってしまう…。






って言っても無意識にあたしは口に出してるらしい、てっぺろ☆






自覚がないからこれ絶対直らない癖だと思う。





自信あるよ、もう。