あの時の恭平今思い出しても殺気に満ち溢れてた気がするんだよね…。




何でかは分からないけど今でも鳥肌が出るレベル。怖。






まあ、それは置いといて。




「じゃあ俺帰るね。」




「うん、了解。」




「あ、帰る前に最後に一個いいか?」





「え?え、あ、うん、いいよ。」






正直、え?まだあるの?とか即思っちゃってごめんね!恭平!!





少し心の中で謝りつつ窓に向かってる恭平に耳を傾ける。







「…舞香とイケメンの男が仲良いって噂になってんぞ。」





「…は!?私と…?イケメンの男…?」







ごめん今、?マークで頭ん中いっぱいだわ。





あたしと仲良い男子なんていた!?いや、普通にいえーーいってノリでよく喋るけど!





イケメン!?そんなイケメンがあたしなんか相手にするの!?







「おーい、舞香ー?」





「今あたしパニック。」




「見てればわかる。」






あたしの目の前で手を振って呼びかける恭平に失礼だなって思いつつ、







イケメンの男って誰だろう…って考える。








…あ。