『ありがとう華ちゃんんんんん!!(号泣)』
思わずすごいスピードで返信を打ってしまった……。
だってもう優しすぎるんだもん!いいこすぎるんだもん!!
好き!!!!!!!!
はわわ〜ってニヤニヤしながら最後に恭平のメッセージを開く。
『起きたら電話して』
お、おう…………?
なんか例の誰かさんたちみたいな内容かなってちょっと身構えたんだけど予想外の言葉に力が抜ける。
ふ〜、とベッドに倒れて横になりながら電話帳を開いた。
「恭平恭平…、あ、いた」
電話帳から探し出した名前を見つけてタップして耳に当てる。
プルルルル プルル「もしもし?」
「恭平出るの早くない!!!?」
「携帯いじってたんだよ悪いか」
「心の準備が!!!」
「今更何の準備」
いやだってなんか意識しないように頑張ってたんだけど、ほら、あの、耳のすぐ近くで声がするってほら、あの、ね!
すごい恥ずかしいっていうか緊張しちゃいますよね!!!


