「さすが、玲美。」

「んで、何があったの?」

「実はね、この学校に纏わる怖い噂を見つけたんだよ!」

「ホント、鈴音は怖い噂とか好きだよね…」


玲美が呆れたように言う。

「でね、今日の夜実行しようと思うんだけど…!」


私は親指をグッと立てる。

「やっぱり、そう言うと思った…」


玲美が溜め息をつく。