イケメン君は女嫌いなんです。



「大丈夫だよ!気にしないで?」


お母さんが、蒸しタオルを持ってきてくれた。


「何があったか知らないけど、目を温めたり、冷やしたりしてから学校に行きなさい。お母さんはお仕事行ってくるから」


「うん、ありがとう。頑張ってね」


パタンと小さな音を立てて、お母さんは仕事へと向かった。


ハー…。


目の腫れ、ひくかな…。



しばらく、目にタオルを当ててみたけど、あまり変わらない。


「まぁ、いいや…遅刻するから行こ…」


テンションが全く上がらない。


私は渋々家を出た。