その後、どうやって家へ帰ったか覚えていない。 気付いたら、朝になっていた。 重たい体をゆっくりと起こし、鏡に向かう。 「うわっ…酷い顔…」 「あらっ!愛華っ、どうしたのその顔!!」 お母さんは、夜遅くまで働いているから、昨日の夜は会っていない。 会えるのは、朝だけだ。 私の為に、朝早くから夜遅くまで働いてくれているお母さん。 そんなお母さんに迷惑はかけたくない。 そう小さい頃から自分に言い聞かせてきた。