楠本君は、秋山君と一緒にこちらへ歩いてきている。
まだ2人は私たちの存在に気付いてないみたいだけど…。
「あっ!!瑞穂ー。行こうぜ、柊」
私たちの存在に気付いた秋山君が、楠本君の手を引っ張り、走ってきた。
「楠本君っ!かっこよかったよ!優勝おめでとう」
「…。まだ地区戦だから、当たり前だし」
そっか。
楠本君からすれば、あんなの当然なんだね…。
「2人とも、見に来てくれてありがとなっ。俺等打ち上げあるから、そろそろ行くわ。じゃあな、瑞穂」
チュッという音を立てて、公開キスをしていった秋山君。
瑞穂は、顔真っ赤だし…。

