「舞華の王子様さがすの楽しみ!あ~早くみたいな」
「うん。一緒に探してください!」
私は、ぺこっと頭を下げた。
「当たり前!もしかして、舞華その王子様のこと好きになっちゃった?」
「好きっていうか、何だかあの人の笑った顔が頭から離れないの。
声とか、全部が鮮明に覚えてる」
「……それってさ、好きってことじゃない?ドキドキしたでしょ?」
紗々ちゃんは、顔をぐっと近づけてきた。目は、ものすごくキラキラ輝いていた。
「そ、うかな?たしかに、一瞬ドキってなった」
「絶対に恋だよ!まさかの、初恋じゃん!!」
「恋、か。あの人のこと、好きなのか……」


