*不機嫌な王子様*



「え、結構時間かかるね……でも、それくらいしかいい方法ないよね」



どうしようかって紗々ちゃんが頭を悩ませてる。



「うん……行こーよ。めんどくさいけど、付き合ってくれる紗々ちゃん?」



「いいよ。全然めんどくさくないしっ!」



「ありがと~、紗々ちゃん!」



私は、ガバッと紗々ちゃんに抱きついた。



「ふふっ。なーに、舞華?」



「紗々ちゃん、大好きだよ!」



「嬉しいー。でも、それは王子様を見つけてから言ってほしいな?」



紗々ちゃんは、すごくやる気になっていた。


絶対に見つけたい。また、会いたいし紗々ちゃんがこんなに協力してくれるから。



……私もがんばろ。王子様を見つけたら、また話してみたいな。