カタオモイ。


その時―――



「ぎゃッッ!!!」

!!?

えッ!!?


あたしは叫んだ。


「どうかしたのか?」


結李が心配して声をかけてくれた。


「いぃ…今…誰かに…おぉ…お尻を……ッッ」

「お尻を…どうしたんだぁあぁああ!!??」

「誰かに…触られた…。」

「はあ?!」


結李は目を丸くして仰天した。


「だって…ほんとに…誰…?」


あたしと結李は恐る恐る後ろへと振り向いた。