当日になり、僕は彼女の産まれた歳のワインを買う事にした。
因みに結構、値が張る。
彼女はワイン好きだから喜んでくれるだろう。
僕の部屋で祝う事になった。
彼女にワインをプレゼントして二人で乾杯した。とても喜んでくれたらしく笑顔が絶えない。
そして、今回の彼女からのプレゼントはブランド物の財布だった。新作である。
これ高かったんじゃない?
彼女は笑顔で答えた。
ちょっと高かったけど全然大丈夫。だって敬太君にあげたかったんだもん。喜んでくれると思ったんだけど趣味合わなかったかな?
そんな事無いよ、凄くいいモデルだと思うし、気に入ったよ。直ぐに使わして貰うね。
僕は笑顔でそう答える。
良かった、ありがとう。敬太君なら絶対に大切にしてくれるよね。私、敬太君の事ならどんな物でも惜しみ無く買えるよ。だって敬太君が喜んでくれるならそれで私は幸せだもん。敬太君がいてくれるから私は今生き甲斐を感じてると思うの。私、敬太君と会ってから変わったんだ。こんなに人を愛した事今まで無かったし、こんなに楽しい日々をおくれる何て想像して無かった。全部、敬太君のおかげ。私、敬太君のためなら死んでも良い。敬太君がいなくなったら私は死んでしまうと思うの。
だって敬太君が…
敬太君がね…
敬太君…

