一瞬の茫然自失、そこから我に返った途端、腹の底から沸々と怒りが沸き上がる。
「……今更、馬鹿なこと言わないで!!」
腹立たしさに涙が出る。体のうちを駆けめぐる、怒りの奔流をそのまま吐きだしてぶつけた。
「おかあさんは魔女に撃たれて死んだのよ、あたしはその場面をしっかりと見てたわ! 何が今更相打ちだって、そんな状況でなかったことくらい聞いてないの!?」
我を忘れて七都が、猛然と男に掴みかかった。
「おかあさんはあたしの言うことなんてちっとも聞いてくれなかった、あたしたちのことよりもおかあさんはいつだって、第七都のことの方が大切だったんだから! そっちはそれで本望でしょうそれだけ大切にされてれば。英雄だのなんだのって祭り上げて、何度も何度も戦場に担ぎ出したあげくあたしのおかあさんを死なせたくせに!」
七都に怒濤のような怒りを浴びせられ、男は返す言葉も失ってたじろいでいた。
「なんでよ、なんで自分のこどもより戦争の方がだいじなの! おかあさんは魔女と相打ちなんかじゃない、一街と四街が焼かれて、これ以上被害を広げないためにおかあさんは魔女のいいなりになって出て行った、それで死んだんでしょ、あたしよりもあなたたちの方がそのことはよく知っているでしょう、今更そんな都合のいいことを考えたりしないでよ!!」
「……今更、馬鹿なこと言わないで!!」
腹立たしさに涙が出る。体のうちを駆けめぐる、怒りの奔流をそのまま吐きだしてぶつけた。
「おかあさんは魔女に撃たれて死んだのよ、あたしはその場面をしっかりと見てたわ! 何が今更相打ちだって、そんな状況でなかったことくらい聞いてないの!?」
我を忘れて七都が、猛然と男に掴みかかった。
「おかあさんはあたしの言うことなんてちっとも聞いてくれなかった、あたしたちのことよりもおかあさんはいつだって、第七都のことの方が大切だったんだから! そっちはそれで本望でしょうそれだけ大切にされてれば。英雄だのなんだのって祭り上げて、何度も何度も戦場に担ぎ出したあげくあたしのおかあさんを死なせたくせに!」
七都に怒濤のような怒りを浴びせられ、男は返す言葉も失ってたじろいでいた。
「なんでよ、なんで自分のこどもより戦争の方がだいじなの! おかあさんは魔女と相打ちなんかじゃない、一街と四街が焼かれて、これ以上被害を広げないためにおかあさんは魔女のいいなりになって出て行った、それで死んだんでしょ、あたしよりもあなたたちの方がそのことはよく知っているでしょう、今更そんな都合のいいことを考えたりしないでよ!!」
