さよなら処女!!
ようこそ刑務所!!
「白雪にその気が無いなら、僕は絶対に手を出さない。気持が無いのなら意味なんて無いから」
「紅ちゃん…」
思わずときめいてしまった。
何という男前な発言なんだろう。
現在、絶好調6股中の正宗にぜひ見習って欲しい。
「僕は父のような男にはなりたく無いんだ」
忌々しそうに、嫌悪を含んだ声色に何だか切なくなった。
こんなに幼い子供にこんな言葉を言わせてしまうなんて。
私が11歳の頃なんて覚えたてのプロレス技を老若男女問わずブチかましていた頃だ。
そして母にシバかれていた。
何も考えずに日々を過ごしていた私とは違い、紅ちゃんは子供が知るべきでは無いことを見てきた。
きっと私は紅ちゃんの辛さなんて一生、理解してあげられない。
「紅一郎君もこう言ってるんだし、いいわね?」
「それはよくない」
紅ちゃんの過去がどうであろうと私のテリトリーが半分になるのは嫌だ。
シリアスな雰囲気に流されて頷くと思ったら甘いよ。
「そこは頷きなさいよ」
「拒否します」
「そう…じゃあ、私に勝ってみなさい」
構える母さん。
リングの鬼神、再臨。
ようこそ刑務所!!
「白雪にその気が無いなら、僕は絶対に手を出さない。気持が無いのなら意味なんて無いから」
「紅ちゃん…」
思わずときめいてしまった。
何という男前な発言なんだろう。
現在、絶好調6股中の正宗にぜひ見習って欲しい。
「僕は父のような男にはなりたく無いんだ」
忌々しそうに、嫌悪を含んだ声色に何だか切なくなった。
こんなに幼い子供にこんな言葉を言わせてしまうなんて。
私が11歳の頃なんて覚えたてのプロレス技を老若男女問わずブチかましていた頃だ。
そして母にシバかれていた。
何も考えずに日々を過ごしていた私とは違い、紅ちゃんは子供が知るべきでは無いことを見てきた。
きっと私は紅ちゃんの辛さなんて一生、理解してあげられない。
「紅一郎君もこう言ってるんだし、いいわね?」
「それはよくない」
紅ちゃんの過去がどうであろうと私のテリトリーが半分になるのは嫌だ。
シリアスな雰囲気に流されて頷くと思ったら甘いよ。
「そこは頷きなさいよ」
「拒否します」
「そう…じゃあ、私に勝ってみなさい」
構える母さん。
リングの鬼神、再臨。
