彼氏は11才!?

私の後を追って来た正宗、乃薔薇ちゃん、幻弥、紅ちゃん。



「またアンタかよ!!」

「だって…っ」



正宗の怒声に、エミリオ先生は涙を青い瞳に溜める。

グスグスの鼻水をすすり、そして…。




「ぴゃぉおぉぉぉぁん!!」


うつ伏せになって号泣しやがった。


またかよ。


以前と若干、泣き声というか悲鳴が変わっているのが余計にイラ立つ。



腹の底から溢れ出るイラつきと殺意を押さえ込み、私はダイナソー半田に会う為にエミリオ先生を説得することにした。




「よーしよし、エミリオ先生…そこから動かないで下さいね」




なだめながらジリジリと近付く私。

説得などという言葉を使ったが、私は会話をする気など無い。
取り押さえるのが目的だ。


だってコイツと話してるとムカツクんだもん。




「今度は何があったんですか?」



じりじり近付く私の背後で乃薔薇ちゃんがエミリオ先生に訪ねた。



よしよし、そのまま会話して注意を逸してて。



「う…っ、うぅ……昨日、優しいオバさんが家に来て空気清浄器をくれたんです…そしたら今日の朝に100万もの請求書が送られて来て…っ」