そしてようやく到着した崖では、説得を試みている人達が自殺志願者に向かって口々に何かを叫んでいた。
「おい!!自殺なんてやめろ!!」
「まだ若いんだからやり直せるだろう!?」
遠巻きに離れた場所で自殺を思い止まるように説得する大人達と、数人の野次馬。
「退いて下さい!」
人集りを掻き分け、前へと出た瞬間。
自殺志願者の姿を見て私は我が目を疑った。
太陽の光を反射する眩しい金髪。
空のように青い瞳。
紅ちゃんの通う有名私立小学校イタリア語教諭であり極度のネガティブ男、エミリオ・アルマーロ…!!(第3話参照)
彼が膝を抱え、崖の先でグスグスと泣いていたのだ。
「お前かァ!!ド畜生がァァッ!!」
渾身の怒声にエミリオ先生が顔を上げ、私と目がガッチリ合った。
「白雪ちゃん…?」
うるうるとした瞳。
ただ漏れの鼻水と泡のようなものが付着した口元。
相変わらず泣き方が汚い。
「げ!!エミリオ先生!!」
「アナタが自殺志願者だったんですか」
「お久しぶりでーす」
「…何やってんだよ、イタリア人」
「おい!!自殺なんてやめろ!!」
「まだ若いんだからやり直せるだろう!?」
遠巻きに離れた場所で自殺を思い止まるように説得する大人達と、数人の野次馬。
「退いて下さい!」
人集りを掻き分け、前へと出た瞬間。
自殺志願者の姿を見て私は我が目を疑った。
太陽の光を反射する眩しい金髪。
空のように青い瞳。
紅ちゃんの通う有名私立小学校イタリア語教諭であり極度のネガティブ男、エミリオ・アルマーロ…!!(第3話参照)
彼が膝を抱え、崖の先でグスグスと泣いていたのだ。
「お前かァ!!ド畜生がァァッ!!」
渾身の怒声にエミリオ先生が顔を上げ、私と目がガッチリ合った。
「白雪ちゃん…?」
うるうるとした瞳。
ただ漏れの鼻水と泡のようなものが付着した口元。
相変わらず泣き方が汚い。
「げ!!エミリオ先生!!」
「アナタが自殺志願者だったんですか」
「お久しぶりでーす」
「…何やってんだよ、イタリア人」
