そんな違和感を解せぬままに 例年通り12月27日、 従兄弟、晟の家へやってきた。 晟は1つ年上の一人っ子で、 父方の祖父母と共に暮らしている。 楓と仲がよくて、彼と一緒の時だけは 楓のことが嫌いになった。 とっても意地悪になるから。 仲間はずれにされたり、押し入れに閉じ込められたり・・・いい思い出なんてない。 だから、小さい頃から晟が嫌いだった。 お互い、小学校の高学年になった頃から 意地悪の量も少し減って、 慣れと呆れも出てきて、 いまではなんとも思っていないけれど。