俺様ツンデレ君との3年間~キミと過ごした日~


その日の夜ある噂がまわってきた。
『小花 薫(コハナ カオル)と崎野太祐付き合ってるらしーよ。しかも会うたび手振りあってるんだって~』
小花のことは小学校から知っていた。
クラスは違ったが親が過保護だとうわさになったことが一度あった。

付き合ってるって噂聞いたとき自然と涙が溢れた。
太祐にはすぐ聞きたい。でも聞きたくない。そんな感じだった。
梨南に電話してみようと思ったら梨南から電話がきた。
~♪~♪
「はーい?」
「あ。妃七?あのさ、崎野くんの噂ってほんとなの?妃七大丈夫?」
大丈夫?って言われた理由がわからなかった。
「本当かわかんない。」
「そっか。崎野くんに聞いてみた?てか本当大丈夫?」
「聞いてないよ。大丈夫?ってなんで?」
「明日でいいから聞いてみなよ。気づいてないならまだいーかな。」
「うん。聞いてみる。気づいてないならってどゆこと?」
「あ。キャッチ入ったから明日学校で!」
ツーツー
きれた。
梨南のいってる事がまったく全くわからず、とりあえず学校で聞いてみることにした。