組んでた足は戻っててブラブラと宙で揺れていた。
こういうところはまだ子供だな、なんて思う。
不意にブラッドは何かに気付いたようにつと顔を上げた
「───キタ、」
横顔しか見えないからよく分からないけど一瞬だけブラッドの瞳孔が何かを感知したように開いた気がする
『え、何が…』
「下がってて、この世界に誘われたザコがきた」
数は3体、そう繰り返す。
私には何も見えないし聞こえない
「ギャハハハハ!!!!!」
「血ノニオイ、ウマソウ!!!!」
「オマエ血ノ黒蝶、ウマソウ!!!」
「うるさいなぁ、なんだっていいじゃん」
いつのまにか目の前には何かがいた。
得体の知れない、何かが
こういうところはまだ子供だな、なんて思う。
不意にブラッドは何かに気付いたようにつと顔を上げた
「───キタ、」
横顔しか見えないからよく分からないけど一瞬だけブラッドの瞳孔が何かを感知したように開いた気がする
『え、何が…』
「下がってて、この世界に誘われたザコがきた」
数は3体、そう繰り返す。
私には何も見えないし聞こえない
「ギャハハハハ!!!!!」
「血ノニオイ、ウマソウ!!!!」
「オマエ血ノ黒蝶、ウマソウ!!!」
「うるさいなぁ、なんだっていいじゃん」
いつのまにか目の前には何かがいた。
得体の知れない、何かが
