違う。きっと、違う部屋に移ったんだ。 きっと今頃、お昼寝してるに違いない! 「心愛!」 ガランとして、龍くんがいなくなったその部屋の隅から千夏と亮くんが覗いていた。 「あっ!千夏!ねぇ、龍くんがいないの。どこ?部屋移動したの?ねぇ、どこにいるの!?ねぇ!」 千夏も亮くんもうつむくばかりでなにも話してくれない。 その時、亮くんが口を開いた。 「龍樹は、もう…………………」