−−−−−−−−−−−−−−−−− 「すいません!藤井心愛ですけど、龍くん、龍くんは!」 「少々お待ちください。……………………ご案内いたします。」 走ってきたせいで、息切れがして体が上下する。 案内されたのは、担当の先生の前だった。 「先生!龍くんは!龍くんっ」 「落ち着いて、藤井さん。」 「す、すみません。今日、手術なん……ですか?」 怖い。聞きたくない。どうしてすぐ龍くん似合わせてくれないの? それが、これから起こることを物語っているような気がする。