「今まで黙っていた事は、あやまるわ。でも……「じゃあ、どうして今更いうのよ!」
感情的になったこの気持ちを、抑えることができない。
「落ち着きなさい、心愛。あなたが龍樹くんに初めてあったのは、高校。でもそれは違うわ。」
どうしてよ、高校に転向してきた龍くんを見たのが初めてだったのに。
「あなたは、もっと前から龍樹くんのことを知っているわ。記憶喪失を患って、龍樹くんとの記憶も消してしまったのね……………」
「まって、お母さん。どーゆーこと?私と龍くんは、前から知り合いだったってこと?」
「えぇ。出会ったのは3歳の時だったわ。もともと龍樹くんは、こっちに住んでいたの。」

