「じゃあ、わかりました。」 ソファーを立ち、彼を見下ろす形になった。 彼の目を真っ直ぐ見て、胸張って言ってやった。 「一目惚れです。ドアが開いて出てきた貴方に一目惚れしました。今は、担当者と作家の関係でいいです。でも、私は、貴方が好きなんです。」 「一目惚れって…」 顔を真っ赤にさせる彼が可愛くて可愛くて。 彼の照れた顔を見たくて、止めを刺した。 「攻めていきますよ」