それからキルアはあたしにいろんな事を教えてくれた。


例えば、兄弟の事とか親の事。



キルアのお兄さんは2人いる。
1人目は、ぽっちゃりしていてパソコンとかいろんな物を使って人を殺しているみたい。

2人目は、キルアが嫌いなイルミっていう人。
キルアが言うには、金色の針を使うみたい。


話を聞いただけでもキルアの家族って・・・




怖いよ。





でも、どうやって人を殺すのかな?

銃とか使って殺すの?




「ねぇキルア。どうやって人を殺すの??」


「手で殺す」


ん?
手で殺す??

いやいや、無理でしょ。
手で殺すって・・・そんな非現実的な事出来るわけないよ。


「そんな事出来るわけ「できるよ、俺ならね」

“まぁ、見とけよ"とキルアつ言うと、右手を出した瞬間・・・







ーービキッ!!!

キルアの右手が猫みたいに爪がとがった。


「え・・・うそ・・・」