幸せだから一言言ってやろうと思う。 このままこんな日常が続いてほしいと強く思うから。 「明日はあたしが甘いココアを入れてあげる」 そう言えば彼は眉間にしわを寄せ、 「…遠慮します」 丁重に断りをいれた。