『…ちっ、戦う気が冷めちまった。うっかり殺したら、怖いからな。止めだ…止め』 キースは手をぶらぶらとさせて、呆れた顔をした。 表情が豊かな男で、俺はこれほど顔と感情が同調する人間を今までみたことがない。 まさに、『呆れた』顔だった。 面白い奴とは思っていたが、ココまでとは…予想に反していた。