『お前は、ただの阿呆か?』 キースは急に戦闘の構えを解き、聞いてきた。 『何故、自分を守る戦い方をしないんだ?信条になど生きた所で、死ぬだけだぞ。何も残らねぇ』 俺はそんな阿呆共を沢山みてきた。 そして、俺もそんな阿呆でありたい。 理屈ではない。 信条に生きなければ、俺は何処に生きればいい? 俺は、俺であるために。