「んな…っ」
私は驚き閉じていた目をゆっくりあける
すると、、、
「龍治…?」
目の前には龍治の背中
いや待てそれなら…
「龍治、そこをどいて」
「…………あぁ??」
龍治は普段麻里奈たちに話しかける口調とはまったく逆の声色…めちゃくちゃどす黒い声
「てんめえ…今俺に指図したよなぁあ?!!?」
「りゅ、龍治….…?」
麻里奈や周りの女子たちは苦笑いをしていて戸惑いを隠せない様子だ
「大体さぁ…俺あんたに呼び捨てにして良いとゆうか名前呼ぶ許可もしてねえんだけど」
腰を抜かし後ずさる麻里奈たちを龍治は見上げる
「….つかお前か?トマトをこの女に当てるとかゆうすんげえくだらない案をだしたのは…」
「……い、いや」
麻里奈は涙目になっている
「はっきり言えよゴラ!!!」
「…ご、ごめんなさいぃぃぃぃ」
麻里奈たちは素早く立ち上がり走って逃げていった


