女社長社長と若社長の表の顔



百合香side


またかよ

「矢花百合香…今日こそ邪魔は入らないからね…」

私は裏庭の体育倉庫に無理やり連れてこられ気がつくと体育倉庫の棚へ身体を縛りつけられていた


「…は、離してください」

一応、まだキャラは崩さない


「い、や、よ」

ふんっと麻里奈は笑う


「あの…龍治くんが好きなら私なんかに構わずもう少し自分を磨い…」

「うっるさいわね!!」

ち…つい口走って言っちゃったけどキレるだけか…


「…どうすれば離してくれるんですか」


私は小さい声で聞いてみる