人形の妹と王子の兄


現役だった彼らの必死な目じゃなかったの。

どこか、何かが違って不敵な笑みを浮かべてる。

詰め寄ってきては、じりじりと私は時間を長く感じていたの。


ドアにしがみついて、怖くて足が立てなかった。


「ますます可愛くなったね…俺らと遊ぼうよ」


「え…?ここに…遊ぶものなんて…」



大きな声で笑われたからとっても恥ずかしく、

うつむいた私の顎を先輩の一人に掴まれた。


キスされた…

口の中に舌が入って逃げても逃げても絡まって、

全身の力が抜けてしまったの。