人形の妹と王子の兄


「…そっちでも…頑張ってね…。

いっぱい手紙書くから…」


『…うん。手紙か…

メールでいいじゃないか』

「そ、そっか!」


『可愛いね…

可憐、可憐…可憐っ…』



聞こえてくる圭の言葉の続きは、



―好きだよ



だった。