人形の妹と王子の兄


頼むから…

そんな可愛く言わないでくれ。


「…お兄さん…っ」


2階の俺たちの部屋の廊下で、

秘事を犯した。


「…好きだ…可憐…」


抱き寄せた細身の体の柔らかい唇に触れた。

兄じゃなかったら奪えただろうに。


「私も、大好きだよ…」


「…ばかれん…」