Dreamlike story 〜夢のような物語〜



28日


学校から帰ってきて、お母さんはいなかった。じいじのとこに行くと行って出てったらしい。ご飯の準備はしてある。でもいつまでたっても帰ってはこない。

今の時間は午後9時
アイツが寝る時間帯。
アイツは寝る前にうちに向かってこんな話をしはじめた。


「この人(お母さん)は自分のことしかやらない。今日だってじいじのとこに行くだけなら一時間位で話も終わるはずだ。なのにまだ帰ってこないのはおかしい。なにかあるに決まってる。
この人が必要なひとかそうじゃないか。みのるが実の母親のとこにいったのも代わりの母親が実の母親よりどうしようもない人だって見切ったからだ。
この人は俺が出てけって言ったらお前をつれて簡単に出てくとおもってる。
お前はこの家に残るって言える勇気はあるか?
お前は中田かずみだ。長谷かずみから中田にかわったんだ。お前は俺の子供だ。責任もって育てようと思ってる。
あんな悪い見本見せるなら見本なんかないほうがいい。
お前にとって何が一番いいのか考えてもらいたいから話をした。
自分の考えがまとまったら俺に教えてほしい。
最低でも1ヶ月くらいには答えを出してほしい。
答えがでて、それですぐお母さんを追い出すことはしない。
今までの事を含めてじっくり考えて答えを出してほしい。」