?「あれ?月姫さん?」








声がした方に顔を向けると、不思議そうに首を傾けた可愛い女の子がいた。








『あれ、 由莉!?』









この子は、五十嵐 由莉 ―いがらし ゆり―









前に町でチャライ3人組に絡まれてたのを私が助けた女の子。









メールで仲良くなったんだよね。








由莉「月姫さん、髪の毛と瞳の色が違『しっ!』









私はとっさに由莉の口を手でふさいだ。










『なんで違うのかは、後で話す。




そして、今はとにかく逃げなきゃだったから、いくよ』






そういって、由莉の手をひいて、宝龍の倉庫をでた。