流「お前……寂しいんだろ?



悲しい顔してるぞ?」










え……寂しい?悲しい?









『私にそんな感情があるわけないでしょ!!』








気づいたときには、そう怒鳴っていた。









私は感情を捨てたの!










私に感情があってはいけないのよ。










流「なにがそんなにお前を闇につれこんだんだ?





お前は寂しいんだろ?







だから、俺等が居場所になってやるよ」









真っ直ぐな瞳を私に向けた。








まるで光に満ちたような……そんな瞳。









なんでも見透かしているようで、本当にやだ。







流に何がわかるっていうの!?