ピリリリッ ピリリリッ ピリリリッ








ケータイのアラームがなりひびく。












さぁ、今日もショータイムの時間だ。










『私は、月姫。感情なんて存在しない』







鏡の前に立ち、そう呟くと



黒く月が描かれている特制服に着替え
静かに家をでる。






















私は、月夜 星奈(つきよ ほしな)16歳









今から町へ向かう私は“月姫“となる。