家庭内恋愛









   翔は顔の近くまで寄ってきて、
   いたずらっぽく笑い、
 
   「ご飯粒、ついてる。」

   そういうと、私の口元を
   ペロっと舐めた。

   「美味しい♥」
   「な、な、何すんのよ!!!?」

   私は自分でも分かるくらいに
   顔が熱くなりながら言った。

   「何ってご飯粒取ってあげた
   んだけど?」
   「普通に教えてよ!!!」
   「普通に教えたらつまんねぇじゃん。」

   はい!?
   
   「それに、琴晴も俺に取ってもらえて
   嬉しいくせに。」
   「なっ!そんなこと一言も・・・!」
   「はいはい。顔赤くしてそんなこと
   言っても通用しねーよ。」

   翔はそう言って立ち上がり、
   扉に向かう。