家庭内恋愛









   「キャー!すごーい!」
   「かっこいい!」
   「バスケ部に是非!」

   女子の群れの中心にいる
   琴晴だ。
   試合は3対12で圧勝。
   それも琴晴が鮮やかなシュートを
   決めたもので。
   
   「でも、ホントスゲーよな。
   小野寺さん、勉強も出来るのに
   スポーツも万能なんてさ。
   でも、どの部活にも入ってない
   んだろ?」
   「おお、まあいろんな部活に
   緊急助っ人は行ってるみてー
   だけどな。」

   普段は少し冷たいけど、
   優しく助けてくれるのが
   アイツの良いところだ。